メーカー訴訟の会と本人訴訟団の組織を別々にすることが最善の道である 原告 永野 勇

(会報誌No2に掲載できなかった投稿分です)

皆さ~ん、一緒に考えましょう
「メーカー訴訟の会と本人訴訟団の組織を別々にすることが最善の道である」

 原発メーカー訴訟の会(以下訴訟の会と称す)は、2013年9月2日に、日比谷図書館・レストランで7名の出席により設立総会が開催され正式に船出しました。
 そして東京地裁に2014年1月30日に第一次提訴(原告1415名)、3月10日に第二次提訴(原告2713名)。その後、訴訟の会事務局の大変な努力により原告が確定し、2015年4月7日に被告3社(GE、東芝、日立)に訴状が送達されました。
 6月3日の進行協議により決定された通りの日程で、第1回口頭弁論が8月28日に、第2回口頭弁論が10月28日に実施され、第3回口頭弁論は、2016年1月27日に行われる予定です。
 私自身は、ある方に勧められて原発メーカー訴訟の原告となり訴訟の会の会員になりました。その時この裁判の難しさは感じましたが、多くの原告と手を取り合い裁判闘争が出来ることに期待を持ちました。そして仮に敗訴したとしても、この裁判により結びついた多くの仲間と「原発のない安心して暮らせる世の中の実現」に向けた運動が出来るであろうことに、大きな希望を持ちました。
 しかし、訴訟の会は、弁護団との対立から更には会員同士の対立(以下この2つの対立を混乱と称す)にまで発展しています。
 この混乱は、2014年5月頃より顕在化し20か月も経過しました。一部には混乱が収束し
たかのように報じられておりますが、実際はそうではありません。
 世間一般では考えられないような、本当におかしな訴訟の会となっています。
 この間の出来事は沢山ありますが、訴訟の会設立当初では考えられなかった想定外の事(原発メーカー訴訟原告団世話人会の結成、弁護団から代理人辞任された会員の存在、弁護団を解任した会員の存在、本人訴訟団の結成、訴訟の会が民主的に運営されていない事)が発生しています。
 その中でも1番大きな問題は、本人訴訟団の結成であります。今までは、訴訟の会の原告は、全て弁護士との委任関係が存在していたのでありますが、本人訴訟団は、弁護士との委任関係が無い組織です。今の事務局は、本人訴訟団を含めて訴訟の会1本で運営していこうと考えています。
 しかし私は、本人訴訟団は、*弁護士との委任関係が無くなり、訴訟の会の会員資格がない原告の組織である事、*今の弁護団には任せられないという事で出来た組織である事、*準備書面での主張が大きく異なる事、*本人訴訟団の選定当事者の多くが民主的な運営を破っている事、*本人訴訟団の選定者は、幅広く外部から募るので訴訟の会と無関係の人が入ってくる組織である事。等を主たる理由として、この二つは別々の組織として夫々が夫々の準備書面の目的に向かって全力を尽くす様にする事が最善の道であると考えました。具体的には、規約・会員・役員・会計・HP・ML等全てを別々に衣替えするという事です。そのためには、訴訟の会の残金をどう分けるのかという欠くことの出来無い問題がありますが、この事については、訴訟の会と本人訴訟団から委員を選出し「残金処分検討委員会(仮称)」なるものを設置し、決めていけば良いと考えます。

 混乱はもうこりごりです。会員間の対立関係の無い楽しい運動がしたいのです。
 皆さん、そうは思いませんか。総会で忌憚の無い意見を出し合って決めていきましょう。