福井地裁判決の「人格権の侵害」は「ノー・ニュークス権」につながる! 5/22/2014

大飯原発3.4号機の運転差止を関西電力に命じる画期的な判決が昨日5月21日(水)、福井地裁で出されました。

東京電力福島第1原発事故を受けた司法判断で、これまでの国や電力会社を追認してきた同種訴訟の判断と異なり、「大飯原発は地震の際の冷却や放射性物質の閉じ込めに欠陥があり、地震大国日本で現実的で切迫した危険」があるとし、事故が起きれば半径250キロ圏内の住民の人格権が侵害されると判決で厳しく指摘しました。

この判決で言う「人格権の侵害」は「ノーニュークス権」につながるものだと思います。

原発再稼動を強引に進めようとする、そして憲法さえも、正規の手続きも経ず、内閣の解釈で勝手に変えてしまおうという、民主主義、立憲主義、法治主義も無視した安倍政権に対して、危機感を持っている良識ある裁判官もいることと思います。

この同じ日には、横浜地裁においては、第4次厚木基地騒音訴訟について、夜間と早朝の自衛隊機の飛行差し止めと、過去にさかのぼっての損害賠償を命じる判決を出しています。

この画期的な勝利判決を勝ち取った大飯原発差止訴訟の緊急報告集会が、明日5月23日(金)に衆議院第一議員会館で開催されます。

その緊急集会のご案内を転載させていただきます。

(以下、転送・転載・拡散大歓迎)

以下、呼びかけ団体の一つである、脱原発弁護団全国連絡会からの案内です。
転送・転載歓迎です。
————————————————————————

脱原発に向けた大きな前進!
ついに勝った!大飯原発差止訴訟!

5月21日、大飯原発3.4号機の運転差止判決がいいわたされました。
2006年3月24日の運転差止判決(志賀原発2号機、金沢地裁井戸裁判長)以来の勝訴判決となります。
司法も「原発安全神話」の中にあり、原発訴訟は国策である原発推進を追従してきました。
3.11以降、初めての司法判断(本案において)は極めて大きな意味を持ちます。
政府の性急な再稼働への姿勢に対して、この判決は脱原発への大きな1歩となります。
この判決を全国の脱原発のうねりにつなげるため院内集会を開催します。

日時:5月23日(金)15:00~17:30
※通行証 14:30 配布予定
会場:衆議院第一議員会館大会議室
(東京メトロ丸ノ内線・千代田線「国会議事堂前駅」/
有楽町線・半蔵門線・南北線「永田町駅」下車)
国会周辺図 http://www.shugiin.go.jp/internet/itdb_annai.nsf/html/statics/kokkaimap.htm
原告団から:中嶌哲演(予定)、奥出春行、松田正ほか。
福井「大飯原発3,4号機運転差止請求事件」弁護団、
脱原発弁護団全国連絡会から:笠原一浩・鹿島啓一・河合弘之・海渡雄一・内山成樹ほか。
ミサオ・レッドウルフ(首都圏反原発連合)、後藤政志(NPO法人APAST理事長)、
満田夏花(国際環境NGO FoE Japan)ほか。
国会議員
内容:裁判の報告・今後の動き・原子力規制庁担当者も出席依頼中
共催:福井「大飯原発3,4号機運転差止請求事件」弁護団、脱原発弁護団全国連絡会
問合せ:脱原発弁護団全国連絡会事務局 さくら共同法律事務所内 03-5511-4386
※終了後は官邸前抗議行動に合流いたします。

チラシ(PDFファイルが開きます):https://db.tt/xi4jW5E2

ご参考:判決要旨:https://db.tt/29N66W1b
判決謄本:http://www.cnic.jp/5851 (原子力資料情報室より)

S.K