大飯原発差止判決は、全国の反原発と民主主義運動の成果 5/22/2014

いろんな方から、おめでとうとか、報われましたねと云われます。

本当に、ありがとうございます。

しかし、以下個人的な意見ですが、ご参考にしてください。

すばらしい判決の内容は、裁判官の英断と弁護団の功績は当然としても、その功績さえ遥かに乗り越えたものだと思っております。まぎれもなく、判決は、全国の反原発と民主主義運動の成果だと確信しています。

勝訴しそうだとの弁護団の話に、なにか、いきなり天から降ってわいたような話だなという思いがありました。昨日の報告集会でも弁護団の方が、勝てると思っていた自分達の予測を遥かに凌駕した判決内容だとおっしゃていました。いったい何故?

むろん、裁判官の当り前のことを当り前に主張できる知性と勇気もありますが、それだけで、この暗い時代にこんな判決がでるだろうか?という思いに至りました。

そして、標題のような確信にいたりました。

これは、間違いなく今の日本で闘う全ての運動の成果です。いや、世界で諸矛盾に対して立ちあがり声をあげる全ての民衆の声もとどいている判決であると思います。

判決は、単に大飯原発だけにとどまらず、日本の原発すべてを、憲法も引用して、人格権といった観点から否定しています。経済を人格より劣位なものと、高らかに断言しています。これは、勇気ある裁判官の言葉でもあると同時に、この暗い時代に困難にたいして、良心と勇気をもって立ち上がった人々の声でもあると思います。

おめでとうという言葉は、すなおに感謝しますが、改めて言いたい。

この判決を大飯や福井や原発や、それだけのことに矮小化してはならないと思います。皆さんの勇気の成果であり、さらに、この判官の英断や弁護団の努力の成果を活かすも殺すも、この成果を踏まえて、大きな国民的な運動に発展できるかにかかると思うのです。

ありがとうと返事させていただくと同時に、以下を呼びかけます。

これからだ、この判決を一部の成果に矮小化せず、この判決を活かし、さらに困難に立ち向かっていきましょう。原発を廃止し、民主主義をこの国と世界に実現するまで!

中野 充@福井